| 1)サンフランシスコからサンホセへ サンフランシスコからヒューストンを経由して、コスタリカの首都・サンホセに到着しました。サンフランシスコからヒューストンへの飛行時間よりも、ヒューストンからサンホセへの飛行時間の方が短かったのには驚きました。また、ヒューストンの空港で乗り換える際も、”San Jose, CA”と”San Jose, CR”という2つの表示が出ていたもので、一瞬、どちらのゲートに行くべきか迷ってしまいました。CAの方はカリフォルニアのサンノゼですから、間違ってこちらに行ったら、そのままシリコンバレーに戻っていたかもしれません。本当に紛らわしいですね。 サンホセの空港に到着したときは、もう暗くなっていました。米国から予約を入れておいたサンホセ中心部のホテルにチェックインし、疲れが溜まっていたこともあり、そのまま眠りました。 2)サンホセ市内観光 翌日は、サンホセの市内観光をしました。見所のほとんどは徒歩圏にあるため、特に困りませんでした。最初に国立博物館を訪れた後、文化広場と国立劇場に行きました。国立劇場は、小規模ながらもヨーロッパ式の素晴らしい建物で驚きました。また、文化広場の地下は黄金博物館になっているのですが、残念ながら、私の行った時期は閉まっていたようで、併設の展示だけしか見ることしかできませんでした。 |
| その後、モラサン公園で休んでいると、「エホバの証人」の信者が、「目覚めよ」と「ものみの塔」(スペイン語版)を持って近づいてきました。勧誘を丁重に断りましたが、突然声を掛けられたので驚いてしまいました。こういった人は日本にも米国にもいますが、「やっぱり、世界中どこにでもいるのだなあ・・・」と改めて感じてしまいました。(以前、同じようなことをスロバキアの首都・ブラチスラバでも経験しましたが・・・。) また、コスタリカというと、「美人の国」ということで有名ですよね。確かに、街を歩く女性には美人が多かったような気がしますが、個人的には、「美人の国」と形容するほどではないと感じました。スペイン系白人の純度が高いため、周辺諸国と比較して、相対的にそう見られているのではないでしょうか?ちなみに、どういうわけか、カッコイイ男の人は少なかったです。(女性は美しいのに、男性がパッとしないのは、ベトナムと同じですね・・・。) |
(写真1:サンホセの中心・文化広場。左奥は国立劇場) |
(写真2:キャノピー・ツアーを楽しむ私。スリル満点!) |
3)キャノピー・ツアー 翌日は、サンホセ発の1日ツアーに参加し、サンロレンツォという場所のキャノピー・ツアーに参加しました。キャノピー・ツアーとは、ジャングルの樹上に張られたケーブルを次々と滑車で渡っていくというアクティビティです。もともとは研究者がジャングルの移動に使用していたようですが、ターザンのような気分になれるので、結構ハマリます。なお、写真ではケーブル上の滑車を両手で握っているだけに見えますが、実際には、3本の命綱が付いていますので、安全に楽しめます。 キャノピー・ツアーを楽しんだ後は昼食が出たのですが、大きな皿に、白米・野菜・肉または魚、といった盛り付けでした。これがコスタリカの標準的な食事だそうです。東アジアと同じで、白米(長粒種ですが)が主食ということに驚きました。米国で「獣の餌」のような食事ばかり目にしている私にとっては、とても健康的・常識的な食事に思えました。(ガージョ・ピントという朝食時に出るピラフは、お赤飯そっくり!) |
| 4)アレナル火山とタバコン温泉 次の日は、アレナル火山とタバコン温泉のツアーに参加しました。アレナル火山は、コスタリカで最も活発な活火山だそうで、パンフレットの写真を見ると、確かに火口からマグマが噴き出しています。そんなわけで、期待しながらバスで現地に向かいました。 4時間以上掛かって、ようやくアレナル火山のふもとに到着。最初、曇っていて火口が見えないのかと思っていたのですが、実は、火口から湧き上がる噴煙の影響で山頂が曇っていたのでした。日中だったこともあり、マグマが流れている様子は全然分かりませんでした。 しばらくして、ツアーバスはタバコン温泉に到着しました。タバコン温泉とは、大小8つの温水プールやジャグジーのある本格的な温泉リゾートで、右の写真を見てお分かりのように、かなり大きな”打たせ湯”もありました。お湯の温度も高めで、日本人にも十分楽しめるところです。衛生的にも全然問題ありませんでした。 |
(写真3:タバコン温泉。ご覧のとおり打たせ湯もある。) |
夜になり、暗くなると、みんな火山の方を向いています。そう、暗くなると、赤く染まったマグマが山肌を下っていく様子が見えるのです。思ったほど勢いは強くありませんでしたが、なかなか感動的でした。 5)アエリアル・トラム 次の日は、熱帯雨林のゴンドラ・ツアー(アエリアル・トラム)に参加しました。ゴンドラの中から熱帯雨林を眺めるといった内容だったのですが、この日は午後、ずっと雨が降り続いていたため、鳥や蝶などは、ほとんど見ることができませんでした。(そもそも、私が行った8月は雨季なので、鳥や蝶の観察には適した季節ではないのです。)最初の数日は、ラッキーなことに、ほとんど雨が降らなかったのですが、この日に限って午後がずっと雨だったのは残念でした。 |
(写真4:基幹道路”パンアメリカン・ハイウェイ”) |
6)ポアス火山とバタフライガーデン 次の日は、ポアス火山やバタフライガーデンなどを見て回るツアーに参加しました。市街地を出た後、ツアーバスは空港方面に向かったのですが、ラッシュの時間帯だったこともあり、道路は大渋滞していました。この道路は、”パンアメリカン・ハイウェイ(汎アメリカ高速道路)”というスケールの大きな名前をしており、実際に、南北アメリカを縦に走る米州の基幹道路なのですが、片側2車線しかないため、いつも渋滞ばかりしているようです。 また、いつものことなのですが、この日のガイドも、「高い教育水準」「識字率97%」「世界で唯一の非武装中立国家」「米州で最も治安が良い」といったように、コスタリカの宣伝をしきりにしていました。また、空港近くを通る際には、巨大なインテルの半導体工場の横を通り、その自慢をしていました。 |
| しばらくして、ポアス火山に到着。これも活火山の一つなのですが、先日訪れたアレナル火山ほど活発ではないため、火口近くまで近づけるようになっていました。火山湖はエメラルド色をしていて、大変綺麗でしたが、日本にも似たような火山はいくつかあるので、一瞬、日本のどこかにいるかのような錯覚まで受けてしまいました。 その後、バタフライガーデンに向かったのですが、雨季だった上に、また雨が降ってきたので、蝶は葉の陰に隠れてしまい、ほとんど見ることができませんでした。しかしながら、ガイドがモルフォ・バタフライという有名な青色の蝶を見つけたらしく、それを片手に取って、不満げな皆を前に熱心に説明をしていました。 それから滝を見た後、軽くジャングルクルーズをしました。相変わらず雨は止まなかったのですが、ワニやイグアナを見ることができました。 |
(写真5:ポアス火山。火山湖はエメラルド色をしている) |
(写真6:トルトゥゲーロの運河。陸地を挟み左はカリブ海) |
7)トルトゥゲーロ国立公園 今回は雨季ということで、鳥や蝶はあまり見ることができませんでしたが、海ガメの産卵については、雨季、それも8月が最も盛んに行なわれるといった話を耳にしました。そう、雨季だからこそ楽しめるものもあったのです。さすがコスタリカです。そこで私は、ウミガメの産卵を見るために、早速、トルトゥゲーロ国立公園への1泊2日のツアーに参加しました。私のコスタリカ滞在も、残すところ、あと2日でしたので、好都合でした。 ツアーバスに乗り、カリブ海方面へと向かいます。舗装されていた道路が、どんどんデコボコになり、最後は、砂利道や泥道になってしまいました。長時間揺れまくったため、かなり辛かったです。途中でロサンゼルスという名前を村を通過したり、面白いこともあったのですが、基本的には、田舎とバナナのプランテーションの風景が続くのみでした。 |
途中から道路もなくなったらしく、ガイドが「ここから船に乗り換える」というので船に乗り換え、カリブ海の海岸線とほぼ平行に走っている運河を、ひたすら北に向かいました。運河の両岸はジャングルになっており、途中、フラミンゴを始めとした色々な鳥を見ることができました。 トルトゥゲーロ国立公園のロッジに到着し、そこにチェックインしました。そして、ウミガメの産卵観察ツアーに参加するために、午後9時にロッジを再び出発。カリブ海岸の砂浜に到着し、参加者は皆、赤い懐中電灯を持ったガイドの後を付いて行きました。ほとんど真っ暗でしたが、しばらく歩いて、多少目が慣れてきました。すると、早速、産卵中のウミガメを発見。かなり大きな体をしています。1メートル50センチくらいはあるでしょうか?一生懸命卵を産んだ後は、後ろ足で、せっせと砂を掛けて、ゆっくりと海に戻って行きました。その後も、4匹くらいのウミガメを見つけましたが、どれも大変愛らしかったです。本当に来て良かったと思いました。(なお、写真撮影は厳禁だったため、残念ながら写真はありません。) そして翌日は、国立公園内の熱帯雨林を散策した後、サンホセへと戻り、早朝の飛行機で、ヒューストンを経由してサンフランシスコへと戻ったのでした。このように、今回のコスタリカ旅行は、大変素晴らしいものでした。また是非行きたいと考えているところです。 (おわり) |
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