(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公開特許公報(A)

(11)【公開番号】特開平11−169503

(43)【公開日】平成11年(1999)6月29日

(54)【発明の名称】巨人(登録商標)・阪神(登録商標)カラフル5五将棋

(51)【国際特許分類第6版】

A63F 3/02 513

511

【FI】

A63F 3/02 513 C

511 P

【審査請求】未請求

【請求項の数】1

【出願形態】書面

【全頁数】14

(21)【出願番号】特願平8−360055

(22)【出願日】平成8年(1996)12月25日

(71)【出願人】

【識別番号】597025002

【氏名又は名称】山本 ○久利

【住所又は居所】福岡県北九州市八幡西区高江5丁目xxx

(72)【発明者】

【氏名】山本 ○久利

【住所又は居所】福岡県北九州市八幡西区高江5丁目xxx

(57)【要約】 (修正有)

【課題】 色彩を用いる事により、駒の所属を明確にし、また、将棋盤の縁4ケ所に番号(1から5,or一から五)を配す事に依って、駒の動きを正確及び迅速にキャッチ出来て、記録する場合に便宜をはかり、駒の数を少なくした事により、試合時間を短縮させ、将棋の持つ幅広い味を提供する。

【解決手段】 将棋の駒2等に色彩を施して識別を容易にし、それに依り得点の計算をし易くさせ、且つ、将棋盤3の四方の縁に番号(1から5等の)を付けて、駒の動きを記録させ易くし、及び、試合時間を短縮させる事を特徴とする。

【特許請求の範囲】

識別の為に将棋の駒に色彩を施し、将棋盤の四方の縁に数字(番号)を配し、其れに将棋盤ホルダー盤を組合わせた、巨人・阪神カラフル5五将棋。

【発明の詳細な説明】

この発明は、将棋盤及び駒等に色彩を施し、将棋盤ホルダー盤と組合わせて使用するものである。従来の将棋盤と駒は、色彩の利用目的が無い為に赤、黄、青等のカラー(色彩)が施されておらず、また、対戦時に用いる駒の数も多かったので、一局の対戦時間も長く、「勝負」の感覚はあっても、「ゲーム」をして遊ぶ感じは、プロの棋士達が対峙して行なう名人戦等の所謂、本将棋には存在していない。本発明は其の欠点を除き、リラックス・ムードで楽しむ為になされたもので、其れを図面について説明すれば先ず図面第1図は色彩を施された5五将棋専用の将棋盤(1)、将棋の駒(2)、将棋盤のホルダー盤(3)である。図面第2図は、将棋盤(1)を、ホルダー盤(3)の真ン中辺りに埋め込んで、将棋盤(1)が擦り動かない様に、将棋盤(1)の大きさや

る。図面第3図では、回数カード(5)と、駒譜(6)を、ホルダー盤(3)の上の、どの位置に置くかを示した図形の(A)と(B)であるが、回数カード(5)に記入されているGの英字は、読売ジャイアンツ(巨人)(登録商標)を意味し、Tの英字は阪神タイガースを表示している。図面第4図は、カラフル5五将棋専用将棋盤(1)であるが、将棋盤の四方の縁に1から5,または一から五の数字を配した、独得の将棋盤作りとなって、駒の動きを記録する際に便利である。図面第5図の(7)は、将棋の対戦時の様子を記録する、5五将棋専用の対戦記録票である。図面第6図は、5五将棋専用将棋盤(1)の上の駒(2)の動きを記録しはじめた対戦記録票(独習用)

)の動きとの関わり合いを示したものである。図面第7図と7′図は、回数カード(5)と駒譜(6)を表わしたものであるが、回数カード(5)のGは巨人、Tは阪神タイガース(登録商標)を意味し、1,2,3の数字は1点、2点 3点の意ではなくて、1回、2回、3回(目)を表わし、駒譜(6)の(96〜A1)及び(96〜B1)は駒の並べ方の違いを表示していて、96のA1タイプ、96のB1タイプ等と呼んで区別する。図面第8図の(8)は、対戦者同士の顔合わせ表であるが、Gは巨人軍、そして貴の山とは貴の山班の意であり、96〜A1同士等の、同じタイプの駒譜で対戦したか否かを知り、最終局面等を知る目安となっている。図面第9図の(9)及び(9′)は、カラフル5五将棋(略してCF5五将棋)専用の対戦スコア表であるが、各イニングの得点の付け方は、図面第10図のルール帳(10)の記入内容に基づく。図面第11図はカラフル5五将棋の対戦者氏名コード表(11)である。図面第12図と13図は配色説明図であるが、カラフル5五将棋ではカラー(色)抜きでは其の名前からしても語れない。配色の一例を「ア」「ウ」「エ」「オ」の片仮名を用いて説明すると、将棋の駒の「歩」の表は「歩」の文字が黒色。地に相当する「ア」が、T(阪神)軍の場合は「きみどり」色。そして「歩」の裏の「と」の字は赤色文字で裏地の「イ」の部分も「きみどり」色。G( 巨人)軍の駒の「角」の字は黒色、裏の「馬」の字は赤色と、文字が表と裏が黒と赤に分かれるのは、「歩」の場合と同様であるが、G軍の駒の表裏の地の部分は、すなわち「ウ」と「エ」は「ももいろ」になっていて、T(阪神)の駒は「きみどり」色、G(巨人)の其れは「ももいろ」に分かれていて、一見しただけで駒の所属がカラー(色)に依って分る様になっていて、従来の将棋の駒とは大いに趣きが異なる所となっている。T軍の駒譜、96〜A1の表の「オ」は裏と同様「みずいろ」。G軍の駒譜、96〜B1は表の「カ」も其の裏も「きいろ」と色分けされている。図面第13図の、CF5五将棋専用の将棋盤の配色説明では、G用の左から5,4,3,2,1の(ケ)と、右上から、一、二、三、四、五、の(コ)の部分は「おうどいろ」T軍用の「サ」と「シ」の部分は「きいろ」、将棋盤の中央部の(ス)、即ち、5三、4三、3三、2三、1三の部分が「ももいろ」、その他の(セ)と(ソ)の部分は「きみどり」色になっていて、此の色分けは

図面第14図は、回数カード(5)の動きと、対戦スコア表(9′′)の仕方の関わり合いを示したものであるが、T軍が先に2勝目をあげると、T軍の回数カードの置場(5′)には、G軍の回数カードの2枚目が移動し、一時、T軍のものとなる。図面第15図は、G、巨人の色彩の(タ)の欄には実際に「ももいろ」を塗って表示し、(チ)の欄は、Tの阪神なので「きみどり」色を塗って、カラー(色)に依るチーム等の区別及び表示票である。図面第16図の(A)は、96〜A1タイプの駒譜と、96〜B1タイプの駒譜をもとに、対戦の練習用(独習用)の記録票であり、(B)は96〜A1タイプ同志の独習用の記録票である。図面第17図の(12)は、途中(さしかけ)記録票と云い、第18図の将棋盤(1)

)を、第19図の途中記録票(12)に記載した如く移し書きして、中断後の試合再開等の参考にする為のものである。そして、この様な事が出来るのも、カラフル5五将棋の駒数が、故大山名人達プロ棋士が対局時に用いる、本格的勝負用の駒数に比べて、格段に少ない駒数と、5×五の桝目の少ない将棋盤を使用して、始めて出来る芸当でもあるのである。図面第20図は、カラフル5五将棋のセットを入れた、ケースの外装の図案であるが、T駒とG駒のボクシングの漫画は、5回戦ボーイのレベルの選手を思い出して描いたもので、故坂田三吉氏等の、ボクシングに例えれば、タイトル・マッチで活躍した白井義男選手達の、一流ボクサーを思い出して描き表わしたものではない。図面第21図は、色々なデザインの中の一つの意匠だが、将棋盤の四方の縁の「5×五」は「永久に不滅」というより「永久に不変」なのである。図面第22図は、将棋セットのケースにコードを発番したもので、PB1のPBはプロのベース・ボールの意味である。第23図は全て回数カードであるが、巨人・阪神は野球のチームであり、スコアボード(または表)のイニングは9まで在るので、一応、 T,G共に1から9(回目)までを用意した。第24図は、表彰カードの一例であるが、連続して1イニングより9イニングまで、ストレートに勝った者には、連続9イニング、パーフェクト賞、7イニングまでは敢闘賞、5イニングまでは努力賞と、カラフル5五将棋を側面から盛り上げる為に設置した、カードに依る賞である。図面第25図は、大相撲関係のCF5五将棋用セットのケースの、外装の図案の一例であるが、野球や相撲に限る事なく、ボクシングやプロレス、サッカー等にもアイデアの領域を広めて、色々と斬新なセットや図案が生まれる可能性も、NHK(登録商標)ドラマ「ふたりっ子」の扇子の文字ではないが、「無限」に存在する。なお、図面第17図の途中記録票、同図の(12)は、別名を「さくかけ記録票」ともいう。図面第26図は、自動車王の便利フォード氏が赤信号で停止して、T軍

G軍の「ももいろ」の「飛車」の駒を横目で交互に見くらべながら、(CF5五将棋には、相手の飛車や角を獲得していたら、得点に何点か加算される旨のルールが存在していたが、其の場合に駒に色彩を施しておけば、素早く相手の駒を見つけ出す事が出来るという訳か、青は「進め」、赤は「止まれ」の信号の色達と、何処か似通った所があって一寸興味深いぞ)と、胸の中でぶつぶつ呟いている「図」というより、「漫画」である。フォード氏は続けて、(車が大人のおもちゃなら、CF5五将棋は、頭の体操を兼ねた、子供達のおもちゃの一つになるのかも知れない)と、赤信号が青信号に変ったのにも気付かず、只管、思考にふけっていたのだが、後続車のドライバーの、「早く出ないとおかまするぞう」の怒声とヒステリックなクラクションを背中に浴びて、慌てゝフォード氏が発進した寸前のマンガでもある。図面第27図から第30図までは、CF5五将棋大会に参加する子供達の氏名と氏名コードである。図面第31図は、昔、源氏と平家の様に仲の悪かった大野島国民学校と、大詫間村国民学校時代の児童達を思い出して作り上げたCF5五将棋

ローカル色を取り入れた異色のCF5五将棋となっている。昔、両村の仲が悪かった原因は、大詫間が鍋島藩、大野島が立花?藩の所為で、言葉等が1本の道を境にして相違している点と思われるが、犬と猿の様に仲の悪い方が、CF5五にとっては都合がよいのであるから愉快である。図面第32図の氏名コードは、将来、CF5五のファンになって頂き度い人達のコード表である。図面第33図は、川鉄OBと新日鉄OBのCF5五将棋セットのケースの図案であるが、川鉄と新日鉄は昔の大詫間村国民学校と、大野島村国民学校の児童達の様な「犬猿の仲」ではない。だが私自身にとっては若干の因縁が存在するので取り上げたまでの事である。私は国民学校五年生の時、大詫間村国民学校から当時の福岡県八幡市立の黒崎国民学校に転校した訳だが、その頃は、新日鉄はまだ富士製鉄と合併する前で八幡製鉄と呼ばれていたが、私は八幡の黒崎では八幡製鉄の所謂、七色の煙(七色は存在しなかったが)を吸って、或いは間接的に経済的な利益を受けて生活し、第二次世界対戦の終結を迎えた訳だが、昭和45年の3月5日に倉敷の川鉄(水島製鉄所)に入社し、「川鉄の飯」を頂くと いう幸運に恵まれたのである。だから私にとっては両者(両社)は「犬猿の仲」ではなく、「摩訶不思議な縁」という訳で、新日鉄が全国津々浦々を走るレールが製品のメインなら、川鉄はビル建設には欠かせないH形鋼と、ケースの外装にはレールとH形鋼の略画を描いてみた。私が川鉄の1鋼転炉操作室で出会った大型コンピューターのY20(現在ではM30とか)は全く驚ろき桃の木の計算機で、例え定年になっていなくても、日進月歩の工場内では二度と縁が有る事など思われず、私にとっては貴重な六年余りの歳月であった。CF5五将棋の中に「犬猿シリーズ」とは別に「摩訶不思議シリーズ」の発端になる事を望んでいる次第である。