(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】特許公報(B2)

(11)【特許番号】第2955144号

(24)【登録日】平成11年(1999)7月16日

(45)【発行日】平成11年(1999)10月4日

(54)【発明の名称】赤ちゃん遊戯具

(51)【国際特許分類第6版】

G09B 5/00

【FI】

G09B 5/00

【請求項の数】3

【全頁数】2

(21)【出願番号】特願平5−61486

(22)【出願日】平成5年(1993)2月7日

(65)【公開番号】特開平7−303766

(43)【公開日】平成7年(1995)11月21日

【審査請求日】平成8年(1996)7月29日

(73)【特許権者】

【識別番号】592229339

【氏名又は名称】古録 ○一

【住所又は居所】神奈川県横浜市栄区飯島町xxx

(72)【発明者】

【氏名】古録 ○一

【住所又は居所】神奈川県横浜市緑区藤ヶ丘2−xxx

(74)【代理人】

【弁理士】

【氏名又は名称】西脇 民雄

【審査官】 江塚 政弘

(56)【参考文献】

【文献】特開 昭63−317182(JP,A)

(58)【調査した分野】(Int.Cl.6,DB名)

G09B 5/00

B26B 15/00

(57)【特許請求の範囲】

【請求項1】赤ちゃんの手の動作の入力情報を受ける入力情報装置と、

該入力情報装置の前記入力情報のうちチョキ動作の情報の有無を判定する判定装置と、

該判定装置によって前記チョキ動作の情報があったと判定した際にミルク臭、マンマの音、オッパイの映像のいずれかを出力する出力装置とを有することを特徴とする赤ちゃん遊戯具。

【請求項2】繰り返しチョキを出す自動バサミと、

赤ちゃんの手の入力情報を受ける入力情報装置と、

前記自動バサミと前記赤ちゃんとでジャンケン遊びをさせ、前記自動バサミのチョキに対し、引き分け(あいこ)となる前記入力情報のチョキ動作の情報の有無を判定する判定装置と、

該判定装置によって前記チョキ動作の情報があったと判定した際にものの提供が行われる出力装置とを有することを特徴とする赤ちゃん遊戯具。

【請求項3】請求項2において、前記のものはミルク臭であることを特徴とする赤ちゃん遊戯具。

【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】この発明は、赤ちゃんに手の動作を覚えさせる赤ちゃん遊戯具に関するものである。

【従来の技術】赤ちゃんに手の動作を教える遊戯具はなく、母親等が、繰り返し、手の動作を示して教育していた。また、ジャンケンの勝ちでなく引き分けでものの提供を受けるということもなかった。

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、母親等にとって根気や時間の要ることであった。そこで、赤ちゃんの相手をしてもらい、手のチョキ動作を早く確実にできるようにする赤ちゃん遊戯具を提供することを目的としている。さらに、勝ちでなく引き分けでも評価される装置を提供することを目的としている。

【課題を解決するための手段】そこで、この請求項1の発明は、赤ちゃんの手の動作の入力情報を受ける入力情報装置と、該入力情報装置の前記入力情報のうちチョキ動作の情報の有無を判定する判定装置と、該判定装置によって前記チョキ動作の情報があったと判定した際にミルク臭、マンマの音、オッパイの映像のいずれかを出力する出力装置としている。また、この請求項2の発明は、繰り返しチョキを出す自動バサミと、赤ちゃんの手の入力情報を受ける入力情報装置と、前記自動バサミと前記赤ちゃんとでジャンケン遊びをさせ、前記自動バサミのチョキに対し、引き分け(あいこ)となる前記入力情報のチョキ動作の情報の有無を判定する判定装置と、該判定装置によって前記チョキ動作の情報があったと判定した際にものの提供が行われる出力装置としている。また、この請求項3の発明は、請求項2において、前記のものはミルク臭であることとしている。

【作用】赤ちゃんの手の動作中にチョキ動作があった際には、ミルク臭等が与えられる。したがって、その動作を繰り返すようになり、早く確実にチョキ動作をし、ひいてはハシの握りなどを早くするようになる。さらに、引き分けでもものの提供を受けることができるようになり、チョキ動作の憶えがよくなるとともに、勝たなくても評価されることを知るようになる。

【実施例】次に、この発明を図に示す赤ちゃん遊戯具の動作を示すフローチャートを参照しながら示す。この発明は、赤ちゃんの手の動作の入力情報中にチョキ動作の情報があったと判定した際にミルク臭、マンマの音、オッパイの映像のいずれかを出力するように構成した赤ちゃん遊戯具である。赤ちゃんの手の動作の入力情報とは、グーとか、パーとか、チョキとか、いわゆるジャンケン態様のものである。このジャンケン態様のうち、グーとパーは比較的容易に赤ちゃんは出すことができるが、チョキは出すことが難しい。そこでチョキの動作の態様があったとき、チョキ動作の情報が入力情報としてあったと判定される。判定の結果、チョキの動作の入力情報があったとされたとき、出力情報であるミルク臭、マンマの音、オッパイの映像のいずれかを出力する。このような赤ちゃんの手の動作を教える具体的な赤ちゃん遊戯具としては次の様である。すなわち、この遊戯具は、大きく入力情報装置と、判定装置と出力装置とからなる。入力情報装置は、赤ちゃんの手の種々な動作、例えば、グー、チョキ、パー等の入力情報を受ける構成である。判定装置は、入力情報装置で受けるこれら入力情報のう ち、チョキ動作の情報の有無を判定する構成である。また、出力装置は、判定装置によってチョキ動作の情報があったと判定した際に、ミルク臭、マンマの音、オッパイの映像のいずれかを出力する構成である。ミルク臭は、芳香剤でも人肌に温めた粉ミルク液によって発生させるもので良い。また、マンマの音は赤ちゃんの飲食したいときに発生する音を真似たものである。さらにオッパイの映像は、母親から授乳を受けるときに目にし、触るものである。この様に、手がチョキの動作をすることにより、赤ちゃんの食欲を満たす、臭い、音、映像が得られるため、何とかチョキを出すことを反復繰り返し行うようになる。また、繰り返しチョキを出す自動バサミとジャンケン遊びをさせ、赤ちゃんがチョキ態様を出したとき、引き分け(あいこ)とし、この引き分けの判定をした際に、勝ちでなくとも評価し、ものの提供、例えば、ミルク臭を提供し、チョキ動作を憶えさせる構成にしてもよい。

【発明の効果】以上説明したように、忙しい母親等に代わって赤ちゃんの相手をして手のチョキの動作からはしを持つなどの種々の動作を早く確実にできるようにする、赤ちゃん遊戯具を提供することができる。さらに、勝ちでなくとも引き分けで評価され、ものの提供を受ける遊戯具を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図1】本発明の、動作を示すフローチャート図である。