(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】実用新案公報(Y2)

(11)【公告番号】実公平7−24093

(24)(44)【公告日】平成7年(1995)6月5日

(54)【考案の名称】婦人用生理予測装置

(51)【国際特許分類第6版】

A61B 10/00 305 A

G06F 19/00

【FI】

G06F 15/42 B

【請求項の数】1

【全頁数】4

(21)【出願番号】実願平1−5124

(22)【出願日】平成1年(1989)1月20日

(65)【公開番号】実開平2−96109

(43)【公開日】平成2年(1990)7月31日

(71)【出願人】

【識別番号】999999999

【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社

【住所又は居所】東京都新宿区西新宿2丁目4番1号

(72)【考案者】

【氏名】宮澤 ○一

【住所又は居所】長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコーエプソン株式会社内

(74)【代理人】

【弁理士】

【氏名又は名称】鈴木 喜三郎 (外1名)

【審査官】大橋 賢一

(56)【参考文献】

【文献】特開昭52−122064(JP,A)

【文献】特開昭55−108346(JP,A)

【文献】特開昭60−253435(JP,A)

【文献】特開昭59−2726(JP,A)

【文献】特表昭55−500426(JP,A)

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項1】入力部と、電子回路部と、表示部と、

をケースに内蔵する婦人用生理予測装置において、

前記電子回路部は、電源と、制御回路と、記憶回路と、演算回路とを備え、

前記表示部は、

前回の月経日と、次回予測月経日と、表示日と、排卵予測日と、を数字表示し、

基礎体温と類似の正弦曲線を表示し、

前回の月経日を示す第1のマークと、表示日を示す第2のマークと、次回予測月経日を示す第3のマークと、排卵日を示す第4のマークと、をそれぞれ前記正弦曲線に沿ってマーク表示するよう前記電子回路部により表示制御されてなることを特徴とする婦人用生理予測装置。

【考案の詳細な説明】

[産業上の利用分野]

本考案は、婦人用の生理予測装置に関する。

[従来の技術]

最近、女性のライフスタイルは、従来の家庭の専業主婦から、生涯にわたって男性と同等に仕事に携わり、積極的に社会参画し、自己実現をめざす生き方に大きく変わりつつある。

一方女性にとって、出産という大きな課題があり、自分のホームライフ作り、又、仕事に携わる上では毎月の生理の問題があり、女性のライフプラン実現の為には、自分の生理のリズムをつかみ、それを大切にして生きていくことが増々重要となってくる。

[考案が解決しようとする課題]

従来の婦人用生理予測装置は、暦表示上にマーキングしたり、又、四則演算計算により、月経日及び排卵日の予測を表示するものであり、わかりづらく、使いにくいものであった。

本考案の目的は、見易く使い易い便利な婦人用生理予測装置を提供する事にある。

[課題を解決するための手段]

本考案の婦人用生理予測装置は、

入力部と、電子回路部と、表示部と、

をケースに内蔵する婦人用生理予測装置において、

前記電子回路部は、電源と、制御回路と、記憶回路と、演算回路とを備え、

前記表示部は、

前回の月経日と、次回予測月経日と、表示日と、排卵予測日と、を数字表示し、

基礎体温と類似の正弦曲線を表示し、

前回の月経日を示す第1のマークと、表示日を示す第2のマークと、次回予測月経日を示す第3のマークと、排卵日を示す第4のマークと、をそれぞれ前記正弦曲線に沿ってマーク表示するよう前記電子回路部により表示制御されてなることを特徴とする。

[実施例]

第1図、及び第2図は、本考案の一具体例の婦人用生理予測装置の外観図、及び、回路ブロック図を示すものである。

本考案の一具体例では、入力部1、電子回路部2、表示部3、ケース部4からなっている。第1図に於て電子回路部2は、LCD3a及び、化粧板6の下側に配置されている。

又、本考案の一具体例の電子回路部2は、制御部、演算部、記憶部、電源部よりなっており、オートカレンダー、時刻機能、及び、バイオリズム機能も有している。更に、本考案の一具体例では、電源部に、小型ボタン電池が使用されている。

LCD3可塑性に表示されている内容は、今日の日付が19881125日(88'11/25月経周期が28日(T.28)、前回の月経初日が1031

、次回月経初日予定日が1128

、排卵予定日が1112日〜16

である事を表わしている。

又、

が点滅状態を表わしており、前回月経初日〜次回月経初日予想日迄8等分された区分の中で、今日の日付1125日のポジションを表わしている。

年、月、日、及び周期の修正は、セレクトボタン1cを押す毎に、年→月→日→時間→分→周期の順序で点滅状態となり、修正セレクトが出来、あとはセットボタンを1dによって必要な数字に修正する事が出来る。

通常月経周期は過去の月経周期3回迄の平均値を自動的に算出し、表示するが、前記修正方法により、任意の値にも設定出来る。

月経初日に月経メモリーボタン1bを押すと、その日付が

、下方にデジタル表示されると同時に、過去の月経周期3回の平均値が自動的に算出され、その周期が表示され、それに基づいて次回の月経初日が

下方に表示される。排卵予定日は次回月経予定日が設定されると荻野学説により、次回月経予定日の12日〜16日前の日が排卵日として

下方に表示される。

更に、本考案の一具体例では、過去6周期分迄の月経初日の日付、及び、周期を記憶する事が出来、又、設定された周期に基づいて1年先迄の月経初日予想日、排卵予定日を知る事が出来る。

過去、及び将来の月経初日、又は月経予想日、及び、排卵予想日を知りたい場合は、カレンダーを前記修正方法により、知りたい年、月、又は日に修正すれば良い。

又、本考案の一具体例では、バイオリズム機能も有しており、生理、バイオリズム切換スイッチ1aを押す毎に、生理←→バイオリズムモードに切換わる。

第3図は、バイオリズムモードの表示状態を示す図であり、誕生日をセレクトボタン1c、セットボタン1dによって入力しておけば、あらかじめプログラムされた判定機能により、その日の身体

、感情

、知性

の状態を知る事が出来る。

本考案の一具体例では、二人分のバイオリズムを知る事が出来、その切換は、ボタン1bを押す事によりB1←→B2にサイクリックに切換える事が出来る。これは、電子回路の制御部に余裕さえあれば多数の人のバイオリズムを知る事が可能である。

又、更に本考案では、ケース部4に鏡5を固着してあり、しかも全体が化粧用具のコンパクトスタイルにまとめられており、婦人がハンドバックに入れて携帯でき、洗面所等でも使える様になっている。

[考案の効果]

以上述べたように、本考案によれば、

前回の月経日、排卵日、次回の予測月経日、表示日がそれぞれ基礎体温正弦曲線に沿ってマーク表示されるため、

表示日の生理状態が、正弦曲線及びマーク表示から、どの状態にあるか簡単に直感的に理解できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第1図は、本考案の一具体例の外観図、第2図は回路ブロック図、第3図は、バイオリズムモードでの表示状態図を示す。

1……入力部

1a……生理、バイオリズム切換えスイッチ

1b……月経メモリーボタン

1c……セレクトボタン

1d……セットボタン

2……電子回路部

3……表示装置

3a……LCD

4……ケース部

5……鏡

6……化粧板