(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】登録実用新案公報(U)
(11)【登録番号】第3038987号
(24)【登録日】平成9年(1997)4月16日
(45)【発行日】平成9年(1997)6月30日
(54)【考案の名称】名前入り飲料用ビン
(51)【国際特許分類第6版】
B65D 23/00
G09F 7/16
【FI】
B65D 23/00 H
G09F 7/16 M
【評価書の請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】6
(21)【出願番号】実願平8−13113
(22)【出願日】平成8年(1996)12月25日
(73)【実用新案権者】
【識別番号】596185185
【氏名又は名称】恩田 ○行
【住所又は居所】愛知県春日井市中新町1−xxx
(73)【実用新案権者】
【識別番号】596185196
【氏名又は名称】恩田 ○
【住所又は居所】愛知県小牧市大字本庄xxx
(72)【考案者】
【氏名】恩田 ○行
【住所又は居所】愛知県春日井市中新町1−xxx
(74)【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】近島
一夫
(57)【要約】
【課題】 宴席で使用される席札であると共に宴席に華やかさを加え、記念品として用いることができる。
【解決手段】 ロゼ又は赤ワイン2が充填されたビン1に、各個人名3をサンドブラストにより刻設する。該名前入りビン1は、結婚披露宴等の宴席において、出席者の座席を明示する席札として使用される。ビン1は、リボン4等の装飾が施され、刻設した個人名3が金色等に着色され、宴席を華やかに飾り立て、また、赤ワイン、ロゼワイン等色付きの飲料が充填されているので、照明と相俟って豪華な雰囲気を醸し出す。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 飲料を充填したビンに、各個人名をサンドブラストにより刻設して、結婚披露宴等の宴席の席札として用いることを特徴とする、名前入り飲料用ビン。
【請求項2】 前記ビンにリボン等の装飾を施すと共に、前記刻設した個人名を金色等にて着色してなる、請求項1記載の名前入り飲料用ビン。
【請求項3】 前記飲料が、赤ワイン、ロゼワイン等の色付きである、請求項1又は2記載の名前入り飲料用ビン。
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、結婚披露宴等の宴席で、出席者の座席を明示するために使用される
席札として使用される名前入り飲料用ビンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、結婚披露宴等の宴席における席札としては、白色の紙に黒色墨汁で毛筆
を使って各個人名を書いたものが用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の席札は、結婚披露宴等の宴席で、単に出席者の座席を明示するだけ
のものであり、出席者が引き出物等と共に持ち帰るものの、不要なものとして廃
棄されている。
【0004】
また、従来の席札は、白色の紙に黒色墨汁で毛筆にて各個人名を書いたもので
あり、テーブル上に名前の面を上にして置かれるだけなので、宴席に華やかさを
与えることはない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1による本考案は、飲料(2)を充填したビ
ン(1)に、各個人名(3)をサンドブラストにより刻設して、結婚披露宴等の
宴席の席札として用いることを特徴とする名前入り飲料用ビンにある。
【0006】
請求項2による本考案は、前記ビン(1)にリボン(4)等の施して装飾し、
前記刻設した個人名(3)を金色等にして着色してなる、請求項1記載の飲料用
ビンにある。
【0007】
請求項3に本考案は、前記飲料(2)が、赤ワイン、ロゼワイン等であり、色
付きである、請求項1又は2記載の名前入り飲料用ビンにある。
【0008】
[作用]
以上構成に基づき、飲料(2)が充填されたビン(1)は、各個人名(3)を
サンドブラストにより刻設してあるので、結婚披露宴等の宴席において、出席者
の座席を明示する席札として使用することができる。
【0009】
また、ビン(1)は、リボン(4)等の装飾が施され、刻設した個人名(3)
が金色等に着色されて、宴席を華やかに飾り立て、また飲料(2)として、赤ワ
イン、ロゼワイン等色付きの飲料が充填されて、照明と相俟って豪華な雰囲気を
醸し出す。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであり、本考案の構
成を何等限定しない。
【0010】
【考案の効果】
請求項1に係る本考案によると、飲料を充填したビンには、各個人名がサンド
ブラストにより刻設されているので、結婚披露宴等の宴席において、出席者の座
席を示す席札として使用されると共に、出席者は、引き出物等と共に持ち帰った
後、記念品として保管され、また好きなときに飲料を飲むことができる。
【0011】
また、請求項2に係る本考案によると、ビンにはリボン等の装飾が施され、刻
設した個人名には金色等の着色なされているので、ビン自体が華やかさを持ち、
装飾品の1つとして宴席のテーブル上をより美しくすることができる。また、出
席者は、引き出物の1つとして持ち帰り、記念品として飾り、長く楽しむことも
できる。
【0012】
更に、請求項3に係る本考案によると、ビンには、赤ワイン、ロゼワイン等の
色付き飲料が充填されているので、見た目に美しく、それら赤あるいはピンク等
のビンがテーブル上に並ぶことにより、宴席の雰囲気をより華やかにすることが
できる。
【0013】
【考案の実施の形態】
図1に基づき、本名前入り飲料用ビンについて説明する。
【0014】
ビン1は、180ml のロゼワイン、赤ワインが飲料2として充填されている
、いわゆるワインのミニボトルである。
該ビン1には、結婚披露宴等の出席者の各個人名に敬称を付したもの、(例と
して「山田 太郎 様」とする)3がサンドブラスト工法により刻設され、更に
その刻設された部分は、金色等に着色されている。
【0015】
以下にサンドブラスト及び刻設部分の着色作業について簡単に説明する。
【0016】
コンピュータに個人名に敬称を付けたものを入力し、カッティングマシンに出
力する。該カッティングマシンは、上記出力に基づき塩化ビニールシートをカッ
ティングし、該カッティングされた塩化ビニールシートを適宜の大きさに切り取
り、文字部分が切り抜かれたマスキング材を作る。該マスキング材を飲料2が充
填されているビン1の正面胴部に張り付け、サンドブラスト機により研磨材を噴
射し、文字部分を刻設する。刻設終了後、該文字部分に金色等の塗料を吹き付け
着色する。なお、刻設された文字部分は、ざらざらとした、いわゆる梨地状態に
なっており、塗料が容易に付着する。その後マスキング材をはがし、周囲を布等
で清掃し、作業を終了する。
【0017】
そして、各個人名3が刻設され、着色されたビン1の首部にリボン4等を両面
テープを用いて貼り付ける。
【0018】
結婚披露宴等の全出席者の各個人名が刻設、着色され、リボン等が付けられた
ビン1…は、出席者の座席を示す席札として宴席のテーブル上の所定位置に立て
て置かれる。その情景の一部を図2に示す。
【0019】
本実施の形態においては、飲料はロゼワイン、赤ワインとしたが、飲料であれ
ば良く、特に、前記ワイン以外でもウイスキー、ブランデー等の色付き飲料であ
れば好ましいが、日本酒等の無色の液体でもよい。また、ビンの容量は、ミニボ
トル等の小サイズに限らず、フルボトル等の大サイズでもよく、またビン自体に
色が付いているものでも、無色透明のものでもよい。更に、着色塗料の色は、金
色に限らず、充填された飲料の色との配色を考慮して、互いに引き立て合う色と
することができる。また、ビンの装飾は、リボンに限らず、花等の他のオーナメ
ントでもよい。
【0020】
また、ビン1に刻設するものは、出席者の名前だけではなく、結婚式等の日付
、場所及び新郎、新婦のイニシャル又は名前等、他の文字又は模様を加えてもよ
い。更に、本名前入りビン1は、結婚披露宴だけではなく、法事、同窓会等の他
の宴席にも同様に用いられ、その場合、その宴席に合せて文字又は校章等の模様
を付加してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の名前入り飲料用ビンを示す図。
【図2】本考案の名前入り飲料用ビンが並べられた宴席テーブルの一部を示す図。
【符号の説明】
1 ビン
2 飲料
3 個人名